CLASS REPORT

Vol.056 2009/09/05 MAYA MAXX/イラストレーターSPECIALVISUAL

Vol.056 2009/09/05

MAYA MAXX流‘表現力’の奥義

開催日時

2009/09/05(土) 15:00〜18:00

MAYA MAXX氏と‘表現すること’を考えよう!

■■■バックレポート■■■

『今日からお前らも決めろ!』

9月5日、京都からDAY STUDIO★100に、MAYA MAXX氏がやって来た。

MAYA MAXX氏は『悩みがないんだ!』と話した。
『悩んでいないから、悩みがないんだ。悩まないって決めたんだ。今日からお前らも決めろ。なんでも決めた方がいい。決めたらそうするしか無いから。決めないからユラユラするんだ。そして、自分が何歳まで生きるか決めろ。私は一ヶ月前に決めた。100歳まで生きるって。100歳まで生きるから、あと52年もある。自分が何歳まで生きるか決めてないと、あと何をすればいいのか分かる。』と。
そして、MAYA MAXX氏は『教える事は出来ないけど、見せる事はできる。』と言って、絵を描いた。
‘教える事は出来ないが、見せる事はできる’
これがMAYA MAXX氏の表現力。何も考えずに、画面と直面する。画面との間に、緊張を感じながら。そして、その緊張感を振り払って、描く。スイッチを入れるのだ。絵を描き始める時にスイッチを入れ、絵を描き終えた時にスイッチを切る。このスイッチの入った時には9歳のMAYA MAXX氏になる。だから、この緊張感が走らなくなった時、MAYA MAXX氏は絵を描く事を辞めると言う。
今回のワークショップで描いたのは、黒い1本の線。
『黒一色で絵が描けなかったら、色を使ってもダメなんだ。そして1本の線で自分を全て表現するんだ。自分の思う、自分の線が引けなかったらダメだ。線なんです。絵っていうのは、全て最終的には。今日、描いて、ダメだったら、ダメって思う。意外といける良いと思ったら、意外と良いと思ってください。』MAYA MAXX氏はそう話した。

そして、斜め45度上を指差し、MAYA MAXX氏は言った。
『とにかく、1番最初の最初から良い絵が描きたかった。今日よりも明日。明日よりも明後日。‘描いてみたい絵’が、向こうの方に小さく光っている。具体的じゃないけど。あの絵を描くために、自分が居る。そして、あの絵の前には、何枚もの絵があって、その絵を全て描いて、あの絵に辿り着くのだ。そうやって上って行ったから、ある日ふと振り返ったら、‘売れたい’‘お金が欲しい’なんて小さい夢は下にあった。自分の見える所を見て努力したってダメなんだ。見えない所を見ながら努力するんだ。』と。15年前になりたかった自分に、15年経って、なれたから、今、15年後になりたい自分に、あと15年経ったら、なれている・・・MAYA MAXX氏は確信している、と言った。

■■■来場者のコメント■■■

・貴重なお話と、絶妙なトーク、すごく楽しかったです。ありがとうございました。自分も今の精一杯の絵を描いていこうと思います!

・もっとMAYA MAXXさんのことを知りたくなった。自分も楽しく、前向きに生きつづけようと思った。

・本日もありがとうございました。MAYAさんからは『絵』を教えて頂いている、というより、『生き方』を教えて頂いているような気持ちです。京都の個展、是非行かせて頂きます。

・雰囲気がとっても良かったです。生き方をみせてもらったというか、とてもためになりました。他ではなかなか味わえないような時間でした!!

STUDIO MASTER PROFILE

MAYA MAXX/イラストレーター

1961年 愛媛県生まれ。
早稲田大学教育学部卒業。
1993年に初の個展「COMING AND GOING」を行う。
以後、毎年個展を開催。
1999年の原宿ラフォーレでの個展では1万人以上の動員。
若い世代を中心にMAYA MAXX人気がブレイク。

吉本ばなな、山田詠美、北川悦吏子、夢枕漠、他多数の装丁画を提供。

チャラなどのCDジャケット、サントリー「マグナムドライ」のCMなどにイラスト提供、また、NHK「真剣十代しゃべり場」「ポンキッキーズ」などテレビ出演など幅広く活動。